社労士試験に興味があるけど子育て中でも大丈夫?
独学で合格できるもの?
勉強方法は?
こんな疑問を抱えたあなたへ。
この記事では、育児をしながら半独学(※)で社労士試験に合格したワーママいずみが、
子育て中の主婦が独学で合格できる?
試験勉強どのように進めて行ったらいいの?
初学者がまず取り組むべきお勧めの勉強法は?
といったことついてお話しします。
筆者自身が自己流で試行錯誤した経験をもとに、よかったこと、失敗したことなどについて紹介しますので、これから試験勉強をはじめる方は、参考にしてください。
この記事を読むと・・・
●社労士に独学で合格するためまず取り組むことがわかるようになる
●独学で勉強していく中で注意する(意識する)ことがわかるようになる
→結果、最短で合格する方法がわかります!
※半独学ってどういうこと?
筆者の社労士受験歴については、よろしければ運営者情報を覗いていってください。
結論!主婦が社労士に独学で合格できるか
結論、できます。
私がそうでした。
私は特別すごい人間ではありません。
男児2人を保育園に預けて毎日時間に追われながら働く、本当に普通のワーママです。
もしかしたらあなたの同僚や友人、保育園のママ友かもしれません。
それくらい、どこにでもいる普通の人です。
そんな私が何故合格できたかというと、
頑張り続ける工夫をすることができたから
だと思っています。(これだけ!)
忙しい毎日の中、合格率6%前後の難しい試験に合格しようと思ったら、やはり少し頑張らなければいけません。
でも私は、全てを犠牲してガムシャラに頑張れるタイプではありません。
だから、頑張り続けるほんの少しの工夫が必要でした。
次から、独学で合格する為の勉強方法きほんのきと題してお話していきます。
この基本を守って勉強をすれば、無駄道を通らないので、迷わず頑張り続けることができるはずです。
参考になれば嬉しいです^_^
\「頑張り続ける工夫」をぎゅっと詰め込んだこちらの生地もよく読まれています/
社労士試験合格へ!独学勉強きほんのき
インプット→アウトプットの繰り返し
●インプットとは…
「入力」のこと。
ここでは、テキストを読む・講義を聞く等、自分の中に知識を入れ込む作業全般のことを指します。
●アウトプットとは…
「出力」のこと。
ここでは、問題を解く等、自分の中に入れ込んだ知識を外に呼び出し確認する作業全般のことを指します。
試験勉強基本の大枠はインプット→アウトプットの繰り返し。
当たり前と思われるかもしれませんが、長期間勉強していく中で意外と忘れがちなんです、こういう基本的なことって。
特に、知識量がモノを言う社労士試験では、知識の定着化がとっても大事。
知識を定着させる為には、とにかく「インプット→アウトプット」。
そしてそれを10教科、何度も何度も、何周も何周も繰り返し勉強すること。
インプットしたものを正しくアウトプットすることで知識の定着をはかり、また知識の定着度を確認することもできます。
インプットだけに偏りすぎるのもアウトプットだけに偏りすぎるのもちょっと不十分です。
インプット、アウトプットの具体例は後述します。
ここではとにかく、
基本は「インプットからのアウトプットの繰り返し」
ということをよく覚えておいてください。
そうすれば今後勉強していく上で大きく道を外れることはないはずです。
合格のための独学勉強法!具体的な進め方
基本的なポイントはインプット→アウトプットと、それの繰り返しというお話ししました。
では実際に勉強をどのように進めていくと良いかをここからお話しします。
基本テキストを決める
まずは基本テキストを決めましょう。
今後あなたが勉強を進めていく上で主軸となる、大体の内容が網羅されたテキストです。
そしてそれをまずは、読みます。
社労士試験は10科目あるので、1科目ごとに読んだら(インプットしたら)→問題を解くなど(アウトプット)するのがいいです。
★ここで注意★
真面目な人ほど、「ちゃんと理解して読まなきゃ!」と気負いすぎて、1周目にしっかりと読み込んで時間をかけすぎてしまい、他のところに手が回らなくなります。
(実は私自身の最大の失敗もこれだと思っています)
正直1周目はなにもかも意味不明状態かもしれません。
それでも良いです。
何がなんだかチンプンカンプン、でもとりあえず1周読みきった。
それでOKです。
とにかく回転数を増やす事のほうが大事です。
また、はじめは意味が分からなくても、科目ごとの関連性の高い社労士試験においては、勉強をすすめるにつれて自然と解決する疑問も多いです。
1周目2周目に細かいことに気を取られ時間を使うより、わかることだけしっかり覚えて次へ進む。
このマインドがとっても大事。
大事なことなのでもう一度言います。
特にはじめのうちは細かいことは深追いしなくてOK、とにかく回転数をあげましょう
1周目よりも2周目、2周目よりも3周目、少しずつ少しずつ、確実に理解は深まって行くはずです。
とはいえ初学時って、それが深追いすべきでない細かい論点なのか、多少時間をかけても理解しておいた方がいい事項なのかの判断すらつかないんですよね。
何周も勉強していくうちになんとなく取捨選択できるようになるはず。
社労士試験は10科目まんべんなく点を取らないといけない試験です。
1科目だけ満点でも他の科目が基準に満たなければ試験は不合格。
なので、薄くでもいいから10科目を網羅している事の方が大事!
初期のアウトプット法は一問一答
次にアウトプットの方法についてです。
初期段階のアウトプット法としておすすめは一問一答形式の問題集です。
その理由は一つの論点ごとに確認できるから。
試験問題そのままの過去問では何故良くないかというと、社労士の試験問題って、トニカク問題文が長いんですよね。
そして、5肢の中から正しい(もしくは間違っている)答えを1つ選ぶ形式ですが、
初めのうちはそもそも問題文を読むのに(理解するのに)時間がかかります。
問題文の中にわからない用語が出てくると、それを調べるのに時間がかかったりします。
時間をどれだけかけてもいいという場合はいいかもしれませんが、正直めちゃくちゃ非効率です。
(ちなみにこれも私の失敗談です^_^;)
そして選択肢の5肢の中にも様々な重要論点が散りばめられていて、一つずつ自分で確認していたら時間がいくらあっても足りません。
一方、一問一答形式であれば、必ず覚えておきたい論点を一つずつ確認できるので、知識の整理と、レベルを着実に上げることができます。
だから、
最初にやるのは一問一答!
です。
1科目ごとに基本テキスト→一問一答 を1周したら、もう一度同じように基本テキスト→一問一答、
徐々にわかる問題が増えてきたら過去問にも挑戦したり、苦手分野に強い参考テキスト(例えば年金科目に特化したテキストなど)をプラスしていってもいいですね。
まとめ
社労士試験って、やればやるほどその難しさに気づきます。
勉強を始めたころは、「意外とイケそう!?」なんて思うんですよ。
しかし勉強をすすめるにつれ、覚えることの多さに辟易して、「こんなの無理…」という気持ちに。
でも、千里の道も一歩から。
少しずつ自分の中に蓄えた点と点の知識がつながって線になり、面になり、
それが一方の側面からだけでなく多方の側面からも見えるようになり、
いずれ立体的に見えるようになります。
ぼやっとしていたものがはっきり見えてくる感覚や、
これってこういうことだったんだ!という気づき…
新しい知識が自分の中に入ってくるのってとっても面白いです。
あなたもそんな感覚を体験してほしいです。
あなたの勉強ライフが辛くも楽しくありますように。応援しています!