勉強が三日坊主で続けられない
忙しくて勉強時間が確保できない!
独学で社労士合格を目指すうえで一番大変だったのって勉強を「し続ける」ことだったかもしれません。
何故勉強習慣ができないのか、
どうしたら習慣化できるのか。
この記事では、実際に育児をしながら半独学(※)で社労士試験に合格した筆者が、勉強習慣をつくる為にやったことやそのコツについてお話しします。
※半独学ってなに?
筆者の社労士受験歴については、よろしければ運営者情報も覗いて行ってください。
この記事を読むと・・・
●「時間がない」を言い訳に勉強できない自分とオサラバできる!
●勉強へのモチベーションが下がっても、自分でテンションを上げていく方法がわかる!
●結果、スキルアップにつながって自己肯定感があがる
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独学で社労士合格するには「続ける」こと!
社労士は合格までの勉強時間が800~1000時間必要だといわれています。
また、試験範囲は広く、覚えることが膨大です。
一夜漬けの知識ではとても太刀打ちできません。
だから、勉強を習慣にして、続けることが合格へのただ一つの道!
だけど、勉強習慣を作るのが一番難しいのよ…
何故勉強習慣ができないのか?
私もそうでしたが、多くの人が勉強習慣がなかなかつかなくて悩んでいます。
何故勉強習慣をつくるのは難しいのでしょうか?
理由は大きく2つあると思います。
じゃあ、この2大原因を少しでも改善できれば、勉強を習慣化できるのでは!?
という観点から、私が実践したことを中心にお話ししていきます。
時間がないを潰す
\時間がないを潰すステップ/
自分の一日を、
生産性のある時間(=必須な時間、自分のタメになる時間)と、
生産性のない時間(=ただ浪費した時間、自分のタメにならない時間)の2種類に分けて考えてみましょう。
「毎日この時間だけは必ず勉強にあてる!」という時間を決めてみましょう。
時間がないを潰すステップ①時間を棚卸しする
時間がないは忙しい現代人にとって、もはやデフォルト。
そんな中勉強習慣を作るなら、【今ある自分の24時間を棚卸して、勉強にあてられる時間を確保すること】です。
私がやった方法としてはまず、自分の一日を、
(1)生産性のある時間(=必須な時間、自分のタメになる時間)と
(2)生産性のない時間(=ただ浪費した時間、自分のタメにならない時間)
の2種類に分けて考えてみました。
私が社労士の勉強を本格的に始めたのは育休中でしたが、家事や身支度をする時間、子供と遊んだり家族団欒の時間は、必要な時間なので前者の生産性のある時間としました。
反対に、ただただスマホやテレビをだらだらとみて過ごした時間は、後者の生産性のない時間としました。
本当に必要で自分がワクワクするために観るのであれば生産性のある時間だと思うのですが、私の場合なんとなく惰性でスマホの漫画アプリやSNSなど観てしまっている時もありました。
そんな時は観終わったあと充実感はなく、それどころか、あー気づいたらもう1時間もたってる、無駄に過ごしてしまった…という焦燥感すらありました。
これは完全に時間の浪費。
後者の生産性のない時間です。
まず私はこの時間を、勉強にあてることにしました。
時間の浪費もある意味クセや習慣のようなもので、すぐにアクセスできる状態にあるとつい触ってしまうので、漫画アプリは思い切って削除しました。
いきなり変えるのは難しいと思うので、少しずつで大丈夫です。
私は最後までどうしても消せなかったInstagramは節度を守って見るようにしました。
まずはなんとなくフォローしていたアカウントを整理するだけも効果アリ!
この記事を読んでいるあなたは、忙しく充実した毎日を過ごしていて、浪費している時間なんてないよ!という気持ちかもしれません。
私も、育休から復帰後はそんな感じでした。
復帰後はとにかくまとまった時間がとれなかったので、通勤電車を待つ5分、電車に揺られる10分、仕事の昼休憩の残り30分、レンジのチン待ちの3分や、もしくは買い物帰り子供が車で寝てしまい自宅の駐車場でそのまま起床待ちする数十分など、とにかくスキマ時間を活用しました。
時間がないを潰すステップ②必ず勉強する時間を決める
勉強にあてられる時間にアタリをつけたら次に、
「毎日この時間だけは必ず勉強にあてる!」という時間を決めてみました。
これは、try&errorでどんどん変更していってもいいぐらいのゆるい感じで、なんなら初めのうちは10分程度でもOKです。
ポイントは持続可能なスケジュールにすること。
初め私は、朝4時に起きて2時間勉強するとか、夜子供たちを寝かしつけた後勉強するとかやってみましたが、子供の夜間授乳や夜泣きがありとにかく眠くて辛かったり、寝不足で日中も頭痛があったりなど、体に大きな負担がかかるやり方は続きませんでした。
なかなか勉強できないストレスが溜まるばかりで精神衛生上よろしくなかったですね。
その後色々試した結果、子供を必死で昼寝させ、その間に勉強するスタイルに落ち着きました。(直前期は夜も起きて勉強しました)
やはり持続可能なスケジュールにすることは重要だと感じました。
子供が昼寝しなかったり家事など他の用事でつぶれてしまった日はまったく勉強できない日も全然ありました!
自分の家庭や仕事事情に合わせたスケジュールを探っていってみてくださいね!
社労士は少なくとも半年以上は準備期間が必要な試験。
無理なスケジュールは続かないので、焦らず一歩一歩、でも確実に^_^!
ちなみに職場復帰後は通勤時間を必ず勉強する時間と決め、できる時は仕事の昼休みも使ったりなどスキマスキマで1日2時間程度勉強していました。
早起きや深夜までの勉強はそれこそ仕事も家事も育児もしながらは私には無理だったので、していません!
老いも若きも、お金持ちにも貧乏人にも全世界全ての人間に平等に与えられた資産、それが1日24時間という「時間」です。
自分の大切な24時間という資産をどう使うかは自分次第!
とはいえ、やっぱり疲れちゃう時もあります。
どうしてもやれない時もあると思います。
そんな時は好きなテレビを見たり、ゲームをしたり買い物したり、つらつらとスマホ見たり。
多少時間を浪費したって大丈夫。
とにかく自分を気持ちの良い状態にしてあげてくださいね。
だって、そうでなくたってあなたは充分頑張ってるんだから。
世のママって、ほんとにほんとに頑張ってる!!
モチベーションが続かないを潰す
さてここからは、勉強の習慣化ができない2番目の理由【モチベーションが続かない】を潰す為のステップです。
勉強を始めるまでの精神的ハードルが高いと億劫になってしまいます。
とにかく手軽にいつでも勉強をできるようにすることが大事。
モチベーションを保つとは、「勉強したくなる精神状態にする」ことと同意ととらえ、どうしたら「勉強したくなる」のか考えました。
モチベーションが続かないを潰すステップ①勉強のハードルを下げる
モチベーションが続かないを潰すステップ①は【勉強のハードルを下げること】です。
人間、やり始めるまでのハードルが高いとなかなかその行動にうつれない習性がありますよね。
やることは同じ「掃除機をかける」ということだけなのに、その行動をおこすハードルが高いか低いかで、取り組むスピードや頻度に大きな差がでるということですね。
話は戻って、実際に私が勉強のハードルを下げる為にやっていたこと、それは「とにかくスマホを活用する」ことです。
社労士のテキストは持ち歩いていなくてもスマホはいつもどこでも持っていますからね…
スマホを活用する方法
●スマホで講義動画を視聴する
●スマホで問題を解く
●重要論点をカメラロールに保存しておく
スマホで講義動画を視聴する
今は無料でYouTubeなどで様々な講義動画を見ることができますよね。
私自身はYouTube動画で勉強はあまりしていなかったのですが、よくやっていたのは目的条文を聴くことです。
手は空いてないけど耳だけ空いてる時(抱っこで子供を寝かしつける間や洗い物をしている時など)に目的条文をイヤホンできいていると、自然と頭に入ってきます。
慣れてきたら自分でも口に出しながらやるとなお良し。
社労士試験に必要な各法律の目的条文を読み上げるだけの動画もたくさん上がっているので、検索してみてください。
あと先ほどもお話ししたように私自身はあまり動画で勉強はしていなかったですが、有名予備校の先生がやっているYouTubeもあるので、自分に合いそうなチャンネルを選んで見てみて下さい。
スマホで問題を解く
スマホ活用2つめはスマホで問題を解くこと。
「社労士過去問ランド」というサイトがあります。
このサイトでは過去10年以上分の過去問を1問ずつ解くことができます。
年別、科目別など自分で指定して1問ずつ解くことができるので、信号待ちの数分だけでも1問進めることができて、すごく良かったです。
また、Twitterで社労士の試験情報系アカウントをフォローして、時々チェックしていました。
フォローしていたのは、社労士の問題を出題してくれたり法改正情報を流してくれたりするアカウントです。
時々覗くだけでも、ちょっとした情報が入ってくるのでこちらもとってもお勧め。
どうしてもやる気の出ない時は、1日1問解いたり論点を確認するだけでも、「今日も勉強できた」と自分を褒めていました。笑
スマホのカメラロールに重要論点を保存しておく
スマホ活用3つめは、スマホのカメラロールの利用です。
スマホで勉強して新しい気づきがあったり、忘れたくない重要論点などはスクリーンショットしたり、紙のテキストであれば写真に撮っておいてスマホのカメラロールに保存しておきました。(社労士試験専用のフォルダを作成してました。)
それを時々見返してみたり、別で勉強しているときに「どこかで聞いたけど忘れてしまった…」という項目のメモ代わりにも使ってました。
スマホのある時代に生まれてよかった~~~!
このように、「机に向かってテキストを広げる」となるとハードルが高いですが、スマホでちょちょっと勉強するのなら、信号待ちの間でもトイレに座っている間でも、すぐ出来ます。
モチベーションが続かないを潰すステップ②勉強したくなる精神状態にする
先述したように社労士試験は少なくとも半年以上は勉強時間が必要な試験です。
これだけ長丁場になると、どうしても中だるみが起こったり、何のために勉強しているのかわからなくなったりします。
勉強へのやる気も起こらずに、貴重なあなたの時間を無駄に過ごしてしまったらもったいないですね。
モチベーションを保つとは、「勉強したくなる精神状態にする」ことと同意ととらえ、どうしたら「勉強したくなる」のか考えました。
とにかくやる!なにがなんでもやる!」といった昭和的な根性論ではなく、人間の特性を上手に使って「勉強したくなる」精神状態を手に入れる方法を論理的に考えました
モチベーションを保つ=勉強したくなる精神状態にする 方法
●勉強した貯金を積み上げる【サンクコスト効果】
●試験仲間を見つける【同調効果】
●合格した後のことを想像する【承認欲求】
勉強した貯金を積み上げる【サンクコスト効果】
勉強したくなるためにまずは勉強した貯金を少しずつ積み上げました。
「サンクコスト効果」とは、すでに費やしたお金や時間あるいは努力等が多ければ多いほど、「もったいない」という心理が働き、それを回収しようとする心理傾向のこと。
よくクレーンゲーム等で景品がなかなかとれないのに、これだけお金を使ったからここでやめたらもったいない、なんて思ったりしますよね。
あの心理状態のことです。
合理的な判断ができなくなるなどネガティブに捉えられることもある心理傾向ですが、これを逆手にとってポジティブ行動に転換させてしまいましょう。
具体的には、私の話ですが、勉強すればするほど、「ここまでやったんだからもうやるしか無い」と思って頑張りました。
ちょっと疲れたりモチベーションこ下がった時には「これだけ頑張ったんだからここでやめたらもったいない」という気持ちでなんとか踏ん張りました。
そう思えるまでに少しだけ頑張って自分の勉強実績を積み上げないといけません。
ちょっとずつで大丈夫。頑張りましょう!
試験仲間を見つける【同調効果】
さて次に、「同調効果」についてお話しします。
「同調効果」とは、無意識に自分の考えや行動を周囲に合わせる心理効果のこと。
人間、周りの環境に非常〜〜に影響されやすいんだとか。
なりたい自分があるのなら、そのなりたい自分に似た人たちの環境に身を置くのが一番。
つまり、社労士試験にむけて頑張っている人達と日々情報交換をしたりすることで、「自分も頑張らなきゃ」という気持ちに自然となるのです。
とはいえ、予備校に通うなどしていない限りリアル世界で社労士受験生に出会うことってそうそうありません。
そんなときこそ、文明の利器、スマホの出番です。
Twitterなどで検索すると社労士試験仲間がわんさか見つかります。
私は当時は実際に交流はしませんでしたが、社労士勉強アカウントの人たちの「今日はこの部分を勉強した」「ここがわからなかった」「勉強全然できなくて落ち込んでいる」等々のツイートを時々みて、共感したり奮起したり、自身のモチベーション維持に役立てました。
合格した後のことを想像する【承認欲求】
では最後に、「承認欲求」についてお話しします。
この言葉は聞いたことのある人も多いのではないでしょうか。
承認欲求とは…「他者から認められたい、自分を価値ある存在として認めたい」という願望のことです。
程度の差こそあれ、大抵の人はこの承認欲求を持ち合わせているものです。
これをどうモチベーション維持に生かすかというと、私は、「合格した後に周りの人にどう言われるか(思われるか)想像する」ことをよくしていました。
「合格したら会社の上司や同僚に一目おかれるかな」「家族にも褒められるかな」「自分の社会的な価値も少しは高まるよね」といった具合です。
しょうもないことのように思えるかもしれませんが、これって結構重要で、私の場合定期的に想像して夢膨らませていましたよ。笑
まとめ・自分を褒めてあげて!
ここまで実際にどのように勉強習慣をつくるといいかについてお話ししました。
ポイントは下記の通り。
●自分の24時間を棚卸しすること
●1日10分からでも必ず勉強する時間を決めること
●スマホを活用して勉強のハードルを下げること
●勉強したくなる心理状態をつくること
最後にお伝えしたいのは、「なかなか勉強できないからって自分を責めないで!頑張ってる自分を褒めてあげて!」ということです。
日本のお母さんって、世界的にみてもとっても頑張り屋さんなんですって。
かなりのマルチタスクをこなしているのに、自分に対する評価も厳しいから、「私全然できてない」って思ってる人も多いんだとか。
でも私は思うんです。
子乗せ自転車の前後に子供を乗せて重たい買い物袋を下げ、雨の中レインコートを被って走るお母さんや、
赤ちゃんを抱っこ紐しながら左手にはもう1人の子供、右手にはベビーカーを押しながら電車に乗るお母さん、
赤ちゃんをおんぶしながら上の子の公園遊びに付き合って走り回るお母さん…。
子供を育てていると、本当にこの一言じゃ表せられないほど「大変」なんですよね。
だけど皆本当に本当に頑張ってる。
そんな中で社労士試験に挑戦することを決意し動き始めただけで、まず充分すごいこと。
小さなことでも自分を褒めてあげてほしいです。
そんなあなたにこの記事が少しでも助けになれば嬉しいです。
「お母さん」以外の人は頑張っていない、という意図ではありませんので違和感を感じられたら申し訳ありませんがご了承くださいm(_ _)m
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