毎日勉強お疲れ様です(^^)
社労士試験合格を勝ち取るただ一つの武器は、試験に関する自分の中の知識です。
試験当日はその武器一つだけで戦う訳ですが、その武器を最大限生かせるかどうかは当日の自分の心掛け次第ともいえます。
例えば、自分の服装。
暑かったり、寒かったり、キツかったり、とにかく快適でなければ、それだけであなたのパフォーマンスは下がってしまいます。
また、本試験では今まで出会った事のないくらい大勢の、社労士を目指す同志たちが一堂に会します。
周りの人が皆自分より優秀にみえて焦ったり、もしくは初めて出会う訳のわからない問題に気を取られて解答時間が足りなくなったり…。
これまで自宅などで1人で勉強していた時と打って変わって、本試験の雰囲気は独特です。
「模試も受けてないし当日大丈夫かな…?」
なんて不安がある方は、この記事を読んで、当日の流れや動きについてもしっかり予習しておきましょう♪
ちなみに模試については筆者は個人的には無理に受ける必要はないと思っています。
その理由についてはこちらの記事でお話ししていますので、よかったら参考にしてください(^^)
さて、この記事では、社労士試験3回目で合格した筆者が、実際に試験当日どのように過ごしていたか、気を付けていたことなどをお話ししていきます。
初めて受ける方、2回目以降だけど次こそ失敗したくない方の参考になれば嬉しいです^_^
この記事を読むと…
!試験当日の服装で気をつけることがわかり、試験中快適に過ごせる!
!試験問題の解き方の固定観念が取っ払われて、焦らず解答できるようになる!
!試験会場で意識すべきマインドがわかり、前向きに試験に臨める!
試験当日の服装はとにかく自分が快適なもの!【温度調節必須】
社労士試験にはドレスコードはないので、基本的には何を着て行ってもOK。
その中でも、やはり試験だけに全集中できるよう、少し気をつけた方がいいことがあります。
結論からいうと冒頭でもお話しした通り、試験当日の服装は、着慣れた、楽なものが一番です。
人によって何が快適かは違うと思うので、私がどのような基準で試験日の服を選んでいたかをここではご紹介します。
あなたが当日の服装選びをするときの参考にしてください(^^)
服装チェックポイント①動きやすいか、キツくないか
トップス(袖まわりに余計なデザインがない、素材がガサつかない)
試験中机に向かって腕を曲げて問題を解いていく訳なので、例えば手首のまわりがヒラヒラするデザインの服や動くたびにシャカシャカいうような素材の服は解答の時に邪魔です。
他にも腕がキツくて動かしにくいのに伸びない素材の服なども、長時間試験を受けることを考えたら体が辛くなってしまいますので、そのような服は選ばないようにしました。
ボトムス(キツくないこと)
長時間椅子に座って試験を受けることを考えると苦しいのは地獄です。笑
具体的には私だったら、タイトなスキニージーンズは、避けたいアイテムです。
モモや膝の部分が、ずっと座っていることを考えたらしんどいからです。
それからウエスト部分がキュッとなったパンツやスカートも、立っている状態ならそこまで気になりませんが座った時になんとなく苦しかったり、常にウエストに気合いを入れていないといけない(笑)ので、試験日には不可でした。
(あくまで私の場合)
「ウエストに気合い」この感覚、伝わるかな…?笑
服装チェックポイント②暑くないか、寒くないか(温度調節必須)
真夏の試験ですが、試験会場は空調がガンガン効いてます。
思った以上に寒いです。
と思いきや午後になると急に暑くなったりします。
私は特段寒がりではないですが、3回受験して3回とも違う会場で、毎回思った以上に寒かったです。
暑い、寒い状態が続くと頭痛が起こったりするタイプなので、常に適温で過ごせるよう気をつけていました。
トップス(上着持参)
上記の理由から、半袖で出掛けて、薄手の長袖カーディガンを持参していました。
実際に試験会場では女性はもちろん、男性も薄手のシャツやジャケットなど、結構上着持参の方は多い印象です。
ボトムス(長ズボン)
私は足元が冷えるタイプなので、短パンや短いスカートは避けました。
というかそもそも、普段から脚を出す服はあまり着ていませんが。笑
服装チェックポイント③足元
最後に足元です。
真夏なので素足にサンダルで出かけたくなりますが、この日だけは足先の出る靴は控えました。
理由は冷えるからです。
先述した通り私は足元が冷えやすいタイプなので、空調ガンガンの中に素足にサンダルだと寒くなってしまうのです。
なのでスニーカーなどの靴を選びました。
では次から、上記を踏まえて私が実際にどのような服装で試験に臨んだかご紹介します!
私が実際にした服装
1回目
(正直あまり記憶がないですがたぶん)
上:綿素材のTシャツ
下:ピタっとしすぎないジーンズ
靴:スニーカー
※カーディガン持参
2回目
上:動きやすいブラウス
下:ワイドジーンズ、
靴:スニーカー
※カーディガン持参
3回目
上:緩めの5分袖サマーニット
下:楽なスラックスパンツ
靴:ローファー
※カーディガン持参
あと私は自分が快適であることと同時に、テンションが上がることもいつも大事にしていました。
無理におしゃれをしていく必要はありませんが、自己満足レベルで気分が前向きになれる服を選ぶことも大切です。
この辺はそれぞれの価値観ですよね
社労士試験は初めから順番に解いていく必要なし!
さて、次に、実際に試験問題を解いていくにあたって、頭の片隅に入れておいて欲しいことをご紹介しますね。
社労士試験の概要
試験は科目ごとに分かれており、問題数と解答時間は下記の通り。
【選択式試験】
10:30〜11:50(80分)
①労働基準法/労働安全衛生法
②労災保険法
③雇用保険法
④労働一般常識
⑤社会保険に関する一般常識
⑥健康保険法
⑦厚生年金保険法
⑧国民年金法
この順番で5問ずつ
【択一式試験】
13:20〜16:50(210分)
①労働基準法/労働安全衛生法
②労災保険法/徴収法
③雇用保険法/徴収法
④労働一般常識/社会保険に関する一般常識
⑤健康保険法
⑥厚生年金保険法
⑦国民年金法
この順番でそれぞれ10問ずつ
年金科目からやっつけろ!
大抵の人は、テストや試験って、頭から順番に解答していくと思います。
社労士試験でいえば、労働基準法からはじまり、最後に国民年金法の問題を解いて終わり。
ですが、合格に近づきたいなら、その固定観念は取っ払うべし!
私は、試験時間の長い択一式試験に限ってですが、
⑥厚生年金法→⑦国民年金法と、年金科目をやっつけてから、
あとは①労働基準法〜順番に⑤健康保険法まで解答していました。
理由は、年金科目が脳のエネルギーをすごく消費するからです。
どの科目がそうかは人によるかもしれませんが、年金科目は、事例問題も多く、生年月日がたくさん登場したり、制度改正の多い科目でもあるため様々な可能性にアンテナを張り巡らせながら解答する必要があり、集中力を要します。
それなのに順番通り回答していたら、他の科目でヘトヘトになった頃にラスボスのように年金登場。
これでは正答できるものを落としてしまうかもしれません。
なので、私は脳がまだフル充電されている序盤に年金科目を済ませてしまい、それから他の科目に取り掛かるようにしていました。
ただし、マークシートの解答場所だけ間違えないように注意してくださいね!
奇問・難問すっ飛ばせ!
どれだけ過去問や予想問題集をこなしても、本試験では、見たこともないような奇問や難問に出逢うことがあります。
「こんなのわからない!どうしよう!」と焦ってしまいそうですが、あなたの分からない問題は周りもわかりません。
すっ飛ばして次の問題に移りましょう。
分からない問題は後回し後回し(呪文)
社労士試験は試験時間も長いですが、一つ一つの問題文も長く出題数もそれなりにあるので、ゆっくりじっくり考えて解答している暇はありません。
奇問・難問に時間をかけて正答したところで、問題を最後まで解ききれなかったら不合格です。
わかる問題を確実に正答し、見直しの際余裕があったらその難しい問題にとり組めばOKです。
とにかくスピーディにマークシートを埋めていくことで自分の中でも心の余裕ができますよ。
【試験当日の心構え】あなたの周りはほとんど不合格者です!
社労士試験は合格率6〜7%の試験です。
ということは、100人いたらその中の6,7人しか受からないと言うこと。
会場規模にもよりますが、一部屋もしくは大規模会場での1ブロックが50人くらいだとしたら、そのうち3,4人受かるか受からないかくらいの合格率ということです。
つまり、あなたの前の席の人も、後ろの席の人も、右の人も左の人も、大抵みんな不合格者です!!
あなたは試験会場に合格しに行っている訳ですから、あなただけが合格者!周りのことは気にしなくてヨシ!
ちょっと極論的な考え方でしょうか。(^^;)
初めて試験会場に行くと、試験に対する気持ちが本気であればあるほど、やはり緊張もしますし、周りの人のことが気になります。
あの人の問題集、書き込みがビッシリで凄そうだとか、ページをめくるのがはやい、もう次のページまで解けたの!?とか、知り合い同士で試験の内容について話している答えが自分と違ったりとか…。
だからこそ、自分の気持ちを強く持って、周りはみんな不合格、自分だけが合格者だ!ぐらいの気概をもって取り組んでほしいのです。
周りのことは気にしない気にしない。大丈夫、自分を信じて!
まとめ
【試験当日の服装】
●とにかく快適なもの。温度調節必須
【試験の解答テク】
●年金など、苦手科目から先に解答する
●わからない問題は飛ばして、サクサク進める
【試験当日の心構え】
●周りはみんな不合格者!合格しに行っている気概を持って臨もう
一年に一回しかない試験、そのためにずっと頑張ってきたんですから、緊張しますよね。
私も試験日を指折り数えては、緊張してました。
それまで私の勉強に興味なさそうで、非協力的だった家族たちも、この日ばかりは応援してくれました。
そんな気持ちがわかるから、私もあなたを応援したいです。
この記事が頑張るあなたの役に立てば嬉しいです(^^)
試験当日の持ち物について、こちらの記事で紹介しています。
私オリジナルの秘密の持ち物も公開していますので、よかったら覗いていってください。