社労士試験直前期!失敗しない過ごし方とやってはいけない勉強方法。

年に1度しかない社労士の本試験、絶対に失敗したくないですよね。

社労士試験は、だいたい1年くらいは勉強時間が必要な試験ですが、実は直前期の過ごし方がめちゃくちゃ大事

ここで実力をグーンと伸ばして合格を勝ち取る方も多いんです。

大事な大事な試験の直前期を無駄に過ごさないためにも、この記事を読んで直前期の過ごし方をイメージトレーニングしてみてくださいね。

直前期に時間を無駄にしてほしくないのでサクッと読めるボリュームです

この記事でわかること
《社労士試験に合格するための直前期の勉強方法と過ごしかた》  
・社労士試験の直前期が大事な理由
・直前期にやってはいけないこと
・直前期の勉強の考え方

筆者について

私は2022年の社労士試験に合格しました。家事育児をしながらの勉強時間の捻出は大変でした。この経験を生かして、これから試験合格へと頑張る皆さんに少しでも役立てることがあればと思い、このブログを運営しています。社労士に挑戦したきっかけやワーママの想いについては運営者情報も是非ご覧ください!

目次

社労士試験直前期の過ごし方が大事なのはなぜ?

社労士試験は、ちゃんと勉強していればいつかは自分の番が回ってきて合格できる試験と言われます。

でも、ただ闇雲に勉強していては合格まで遠回り。

経験者が語る簡単なメソッドを知るだけで短期合格がかなうなら、それを活用しない手はないですよね。

効率のよい学習法というのは確かにあります。

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試験は毎年8月の「最終日曜日。(2023年度は8月27日)この記事では「直前期」を「7月上旬~試験前日まで」と定義してお話します。

直前期が大事な理由①「1~2か月程度ならたくさんの記憶を詰め込むことができるから」

直前期が大事な理由として一番大きなものが「1~2か月程度ならたくさんの記憶を詰め込むことがきる」ということがあります。

人間、覚えたことは時間がたつにつれどんどん忘れていきますよね。

たくさんの数字を1年や数か月前からずっと覚えておくためには何度も何度も繰り返しその箇所を学習する必要があります。

それが、1~2か月程度なら、詰め込んでいってなんとか覚えておくということも可能です。

直前期が大事な理由②「多少無理なスケジュールでも続けられるから」

長期戦になる社労士試験勉強では、毎日睡眠時間を過度に削るなど体に大きな無理がかかるスケジュールは結局続かず、モチベーションダウンにつながります。

しかし試験までの1~2か月程度なら、「試験まであと少しの辛抱!」という気持ちで多少の無理はきくでしょう。

ただし、無理しすぎて試験当日に体調を崩すことのないよう、ご自身に合った体調管理をしてくださいね。

直前期が大事な理由③「切羽つまってるので集中力が続くから」

社労士試験勉強の最大の敵は「モチベーションが続かないこと」といっても過言ではありません。

でもこれが、「1~2か月だけいろんなことを我慢して試験勉強に集中!」という状況であれば、頑張れる気がしませんか?

以上のことから、直前期をテキトーに過ごすのではもったいない!
大事な大事な直前期を、上手に活用しましょう!

直前期にやってはいけないこと

最もやってはいけないことは「新しい問題集、テキストに手を出すこと」です

理由は、「それをやるには時間が足りないから」です。

新しい問題集を1冊解き終わるのにどれだけ時間がかかりますか?

解いたら終わりじゃないですよね。間違えた部分は解説を読んだり、場合によってはテキストを読み直したりすると思いますが、時には何をどう考えても理解できない論点かもしれません。

それを調べて理解するのに1日2日かかったとしたら、忙しいあなたの貴重な直前期をそれだけに費やすことになります。

それなのにそういった重箱の隅をつつくような論点は、本試験に出ない可能性が高いです。出たとしても、そんな問題は周りのほとんどの受験生も解けません。

それより基本的な問題を落とさないようにすることの方が何倍も大事です。

新しいテキストや問題集を始めてしまうと、どうしても新しい疑問点が出てきてしまいます。直前期からそれをやるには圧倒的に時間が足りないです。

もちろん、もっと早い時期であれば多少時間をかけて理解するのはありです。

また、あなたが「もう絶対に間違えない論点」の問題もあるでしょうが、新しい問題集では初めから解いていくわけなので、「もう絶対に間違えない論点」の為に時間をかけることにもなってしまいます。
直前期はとにかく無駄な時間を省きたいので、完全に覚えた論点はいったん飛ばして他のことに時間を使いましょう。

直前期の勉強方法

ここでお話しする直前期の勉強方法は、社労士試験に必要なすべての科目を少なくとも1回転は終わらせていることを前提にしてお読みください。

管理人いずみ

この時点で1回転もできてなかったらちょっと厳しいかも…

直前期はより試験を意識した勉強方法にシフトする必要があります。

とはいえ今までの勉強方法と何が違うの?何をしたらいいの?

と迷ってしまうと思いますのでポイントをお知らせしますね。

直前期に入るまではとにかく全体像をつかみ、理解すること優先だったと思いますが、直前期まで来たらこの際理解は後回し
とにかく覚えることに重きを置きたいです。
具体的には以下の通り。

  • 問題集の間違えた部分を繰り返し解く
  • テキストの覚えきらない部分を繰り返し読む
  • 白書・統計対策本を読む。重要な数字は繰り返し覚える
  • 目的条文を繰り返し読み上げる
  • 上記をすべての科目、短いスパンで回転させる
  • 時間を意識して問題文を読む練習をする

直前期の勉強方法は、「まだ覚えきっていない部分」を1つでも少なくする作業だと思ってください。

その為にできることであれば、上記のやり方にこだわりません。

基本的には問題集の間違えた部分の論点を確認し、繰り返し解き、覚えるようにする。

テキストで覚えきっていない表などがあれば覚えるまで何度も読んだり、トイレにいるときに思い出すようする。

白書・統計対策として数字などは直前期からでも充分覚えられます。何度か確認して主要な部分は押さえておきましょう。

目的条文についても同様です。繰り返し声に出しながら読むことで覚えられます。
ただ無意識に読むだけではなく、試験で抜かれそうな語句を意識しながら読むことが重要です。

問題集によっては目的条文の重要な語句を赤字で抜いてあるものもありますので、手元になければ本屋さんで確認しましょう。

私がよく聞いていた目的条文読み上げ動画▼

いずみ
保育園児の2人の男の子を育てる30代ワーママ。
企業の人事に勤務し、次男の育休中に社労士資格取得を決意し勉強開始するもその年の試験は惜敗。
翌年職場復帰後、2022年度社労士試験に合格。
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